精神的DVによる状況的危機について

盗聴電波パトロール新宿ご案内
この記事は約2分で読めます。

配偶者による暴力被害、DV被害者の割合は、男性は五人に一人、女性は四人に一人と言われています。

その被害相談の六割は精神的DVによるもので、証拠保全が困難な事も有り、被害者及び対応者の頭を悩ましています。しかしながら、本問題を無視する事によって生じる関連者の不利益及び社会的弊害を考慮すると看過する事は出来ません。

そのため、今回は被害に遭われている方々が動きやすくなるよう、危機に対する考え方、その対策方法をまとめました。ご活用下さい。

⚫精神的DVとは

言葉や態度によって精神的ダメージを与える事。従って無視や社会的隔離も同カテゴリーに入る。被害者自身がその被害に気付いていない事も。

⚫状況的危機とは

人生の重要な目標に向かうとき、障害に直面し、一時的、習慣的な問題解決を用いてもそれを克服できないときに発生する状態。

⚫状況的危機の種類

1.社会的危機

死別、離婚、離職等、社会的なつながりの中で生まれる状況的危機。

2.偶発的危機

地震、火災、交通事故等、偶発的に生まれる状況的危機。

3.心理的危機

心に歪みが蓄積し、死にたいと思う程の辛い考え、状態が継続している状況的危機。

危機とは、予想外の事象によって不安定な状態に陥る事です。そのため、上記のような社会的危機と偶発的危機のどちらも心理的危機の原因となることが考えられるのです。
そのため、危機を引き起こした原因や経過を迅速に把握し、重大な被害に拡大しないよう対策を講じることが重要です。

特に精神的DVのように、すれ違い様に小さな声で毎日悪口を言われてしまう、何を言っても無視される等の被害の場合、物理的な暴力は有りませんので、証拠保全が困難になってしまう事も珍しくありません。

■対策方法

1.弁護士、行政機関等、各種専門領域担当者に相談する。

2.友人、知人、家族に相談する。

3.記録を残し、第三者に説明可能な状態をつくる。(厳重に保管し、加害者に気付かれないようにする。)

上記対策を行うと共に、加害者と心理的距離をとり、冷静な判断力を取り戻した上で、的確な対応をする事をお薦めします。

ここまでお読み頂き誠に有難う御座いました。

タイトルとURLをコピーしました